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いいチームとは?
新人研修ではチームビルディングを意識した内容を充実させました
いいチームとは?
みなさん、考えたことがあるでしょうか?
会社で働くということは、チームで結果を出していくということ。
いいチームを作っていくことが大切です。
チームとは何なのか?
大辞泉にはこう書いてありました。
「ある目的のために協力して行動するグループ」
ここでも出てきましたね、目的(Purpose)という言葉。
いいチームをつくるために必要な事
1.チームの目的を明確にする
まずいいチーム作りの第一歩になるのは、チームの目的を共有することです。
お互いのことも、何をするのかもよくわからない状態から、
「私たちは何のために集まっているのか?」
これを全員が意見し、共有することが大切です。
ここでは、コミュニケーションの量が大切になってきます。
2.本気の意見をぶつける
次にチームのメンバー同士で本気の意見をぶつけ合わせます。
この時は対立や衝突が起こり、感情がモヤモヤしやすくなります。
チームとしての生産性も低下し、苦しい状況となっていきます。
これを乗り越えるために必要なのがコミュニケーションの質。
3.役割分担とルールを明確にする
最後に各人の強み弱みを理解し、役割分担を明確にします。
目的や目標を自分ゴトとして捉え、チームとしての合言葉や共通言語が生まれてきます。
「お金のことは○○さん」「人の調整は△△さん」「アイデア出しは□□さん」
チーム全員が各々の得意分野を理解し、納得感を持って、それぞれの分野でリーダーシップを発揮していきます。
そして、最後には「ずっとこのチームでやりたい」という思いを全員が持っていることでしょう。
考えてみれば、小学生、中学生の時から私たちはこの練習をしてきています。
毎年4月にクラス替えがあり、お互いのこともよくわからない状態からクラスは始まります。
運動会や合唱祭では幾度となく衝突が起き、何度もクラスで話し合いを行います。
そうして、クラス全体で協力していき、3月には「ずっとこのクラスでいたい」という思いになっていくのです。
いいチームには完璧なリーダーは必要ありません。
全員がチームの目的を理解し、それぞれの強みを活かしあえる関係が必要なのです。
4月末で今年の新人研修が終了しました。
最初はお互いに全く話さず、大人しかった5人の新入社員たちも、
研修の最終日に行った料理づくりでは、「お昼ご飯をつくる」という目的に向かって全員が協力し、
積極的に動いている状態になっていました。
1人では出来ないことも、たくさんの人が集まれば出来るようになります。
チームとしての目的を理解し、お互いの強み弱みを補完していけば、より大きなことを成し遂げられるはずです。